現在の原発を真に肯定できる者は、居ないと思う。
原発関連で収益を得る者、非を認めたくない者、純粋に開発を追及したい者でも。
大きなリスクを伴う事故が、無いとは誰も言えないだろう。
それを安全説、安価と温暖化対策で推し進めて来た。
安価? つい最近まで政府は、原子炉の発電コストを5.3円/Kwhとか言ってきた。
(火力・水力は10.7~11.9円/Kwh)
その前は、7.3円/Kwhで、当初は、もっと高かった。
時代と共に石油等の価格が変われば、発電コストも変わる。
原発以外が安くなると、原発推進に支障が出る。
試算方法の見直しを行ったのだ。
稼働率や耐用年数等の調整である。
耐用年数が15・6年から40年に変えるなどだ。
しかも、これは政府が試算しているのだ。
東京電力の原発設置申請時には、発電コストが、10~19円/Kwh程度になっている。
東京電力は、その位のコストになる事を想定していたのだ。
しかも普通申請を通すのに悪いデータを差し出すであろうか。
もっと高いかも知れない。
事故処理等のコストは、含まれて居ないのだ。
保全のため、無人ロボットの開発費も含めるのが当然である。
更に使用済み燃料の処理費等含めると、有り得ないコストになる。
温暖化対策と言うのも実は、怪しい。
真実かの判断は難しいが、寒冷化だとする説もある。
地球規模で温暖・寒冷が周期的に繰り返されている。
周期から寒冷化している可能性もある。
専門家としては、結局のところどちら分からないようだ。
実際環境汚染は、有るのだろうけど、暑い夏で有っても残暑が短い気がするし。
冬も結構寒い。
ひょっとすると原発って全く良い所がないのではないかと言いたい。
少なくてもデメリットばかりである。
安全神話も、完全に崩れた。
続く
スポンサーサイト