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No.5 耐震偽装事件その後2

No.4の続き
国は、どんな問題でも非を認める事と国民の反発が一番怖いのだと思う。
非を認めれば、保障問題で金銭的な損害が出る。
又明確な改善策に手を焼くことになる。
ただそれは、国民の反発が無ければ、避けることが出来る。

どこかのサイトでこんな名言を見たことがある。
(遺伝子組み換え食品関連サイトだったと思う)

国は、問題解決ではなく、国民の目を如何に他に逸らすかに動力と費用を費やす。

正にその通りだと思ってしまった。

今回の事件は、偽装が見抜けなかったと言う事実は、どうしても問題点として残ってしまい、国が最も頭を痛めた点であると思う。
(普通は、被害にあわれた住民への対応だと思うが)

この事件を含む関連事件で、検査機関としては、民間検査機関イーホームズのみに悪いイメージを持たれているのではないかと思うが、実際はお役所でも偽造を見逃している。
他の民間検査機関でも見逃しているが、現在も普通に検査会社として存在活躍している。

まぁ、イーホームズ社長は、別件逮捕だから他が不問でも問題ないストーリーになる。
が、この辺がちょっと変だと思わないか?
他の民間は兎も角、お役所の非を認めるという事はただ事ではない。
お役所を守るため、イーホームズ社長は、別件逮捕になったと考えたくなる。

おっと!ただの妄想です。

次に、当時のTVコメンテーター達は、何故簡単に偽造出来プログラムなのか非難していた。
又、イーホームズ社長もこの点を述べている。

偽装をしやすいプログラムを認めているのが原因との議題対策として、大臣認定プログラムを作ることを決めた。
いや正確には違うだろう。
国民がそう思っている事への対策だろう。

これがまさに、国は、問題解決ではなく、国民の目を如何に他に逸らすかに動力と費用を費やす。
である。
計算書は、ただの紙ではないか。
例えプログラムが偽造できなくても、印字の改ざんは、簡単だ。

国は、大臣認定プログラムは、偽装防止が目的ではないと言うかも知れないが、国民は偽装防止対策が、大臣認定プログラムだと思ったのではないだろうか。
そして国民は、安心して殆どの方が、この件は解決だと思い、関心が逸れる。

正確な情報は、調べていないが今現在の大臣認定プログラムは、1つしかないと思われる。
しかも、度重なる不具合で、使用できない期間があったりである。

更にこのプログラムを所有している方は、他のプログラムを使用している方と比べ圧倒的に少ない。
そんなプログラム有ったんだんだ。
って多くの方が思ったに違いない。

更に更に他のプログラムメーカーも大臣認定プログラムを前向きに開発している。
では何故、1社だけなのか。
どうも認定条件が難しくその1社のみがクリアしているのとは違うようである。

認定条件が話し合われていて、最終結論が出ていない若しくは、聞かされていないため、プログラム開発が滞っているようで、何故大臣認定プログラムが存在するのか疑問のようである。
つまりそのメーカーと国は…

おっと!噂です。ただの愚痴でしょう。

更に更に更に、本当の大臣認定プログラムの目的は、こうです。
基準法改正に伴い、円滑な申請が滞り景気に多大な影響を及ぼした。
通常申請期間70日以内が、大臣認定プログラム使用で35日以内となる。
申請費用が安くなる等もありますが。

ただこれが意外に、大臣認定プログラムでなくても35日以内に申請が下りるものが多い。
又、大臣認定プログラムの性質上、扱える建物が正方形であるとか整った形状でないと、使用が出来ない。
はっきり言って、どうでもいい存在になりつつある。

結局一応存在する大臣認定プログラムも殆ど使われず、これからも他社が大臣認定プログラムを作ったとして、使える建物が極端に限られ、申請期間も変わらないかも知れない。
何のために作ろうと思ったと思う。
国民の目を欺くため。

まぁもう一つ有るかな。
続く




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